フランスの焼き菓子をモデルに作られた「源氏パイ」。マーガリンと砂糖の香ばしい匂いと、サクサク食感がおいしい、大人から子供まで愛され、親しまれてきた焼き菓子だ。
その香りゆえ、「マーガリンを使っている、乳成分を含んでいるお菓子」という印象を持っている方も多いはず。私も、乳アレっ子のわが子は食べられないと思いこんでいた。だがしかし…
源氏パイは卵乳製品不使用
どこかのツイッター神が教えくれた源氏パイ。この味で卵乳製品使ってないなんてすごい#食物アレルギー pic.twitter.com/WJBmcHwRDC
— アレっ子パパ@ドラクエウォーク (@sutoale) September 27, 2019
なんと!源氏パイには卵も乳製品も使われていないのだ! パッケージの裏にはしっかりと”本品は卵と乳成分を使っていません。“の文字
「乳アレっ子も食べれるなんて、すごすぎる~!!」
はい、
ここで疑問なのは「あれっ?あなたマーガリン使ってましたよね?」ということ。
──実をいうとマーガリンを使っているからといって、必ずしも乳成分を含んでいるとは限らない。例えば、バターは牛乳の脂肪から作るため必ず乳成分が含まれるが、一方でマーガリンは食物性の脂肪から作る。市販のマーガリンはそこに乳成分をプラスしておいしくしているに過ぎないのだ。よってマーガリン=乳成分はではないのである。源氏パイも乳成分を含まないマーガリンを使用しているのであろう。
乳成分不使用のマーガリンはAmazonなどで買うことができる
【注意】ミニ源氏パイには乳成分が入ってる
あわせて覚えておいてほしい注意点も紹介する。
源氏パイ製造元の三立製菓の公式サイトにアレルギー情報が記載されている。通常の源氏パイはやはり卵と乳製分を使っていないようだ。
一方、注意していただきたいのがこちら。「ミニ源氏パイ」だ。源氏パイとよく似ているのだが、アレルギー物質は小麦と乳と大豆。併せて卵もコンタミの可能性を示唆している。
通常のものとパッケージもよく似ているため、原材料を確認せず買ってしまいそうだが注意が必要である。
まとめ
源氏パイは香ばしく美味しい上、卵乳成分不使用で乳アレルギーの子も食べられるお菓子だ。しかし、よく似た商品の「ミニ源氏パイ」には乳成分と大豆が含まれ、卵のコンタミの可能性もあるため、購入の際はよく注意していただきたい。