引用元:千葉県HP 災害に備えた、アレルギーに関する調査について~問12~
今回は、前回の統計の紹介に引き続き
災害に関する調査結果と、災害時のリスクを考えていきます。
前回記事
災害時のための備蓄をしていますか?
日清オイリオ様のサイトにこんな調査結果がありました。
■有事に備えて食物アレルギー対応食品などの備蓄をしていますか?
有事に備えて食物アレルギー対応食品などの備蓄を行っているか聞いたところ、57%が「いいえ」と回答しました。【図7】
東日本大震災の際、食物アレルギーを持つ小児の保護者からはアレルギー対応食品等、食べられるものを入手するのが大変であったという声が多くあがりました。
しかし、今回の調査では半数以上が備蓄をしていないという結果になりました。
う~ん
うちもアレルギー対応食品の備蓄は準備できていません。
>食べられるものを入手するのが大変であった
あまり考えたことがなかったですが、ただでさえ食料がない状況。当然そうなってくるんですね。
災害時の状況については気になったのでもう少し調べてみました。
下記は千葉県のHPにあった災害に対する意見調査です。
■千葉県 災害に備えた、アレルギーに関する調査について
災害時アレルギー疾患対応に関するご意見・昨年の震災の避難所での様子を見たときに、食物アレルギーを患っている子供が食べられる物は本当にわずかだったように思えます。混乱している中で個人の病気に対応は難しいのは分かっていますが、『食べる=命をつなぐ』という事は疾患を持っている人も同じなので各自治体、避難所で対応していただきたいと思います。
・災害時はアレルゲン除去の非常食などが手に入りにくい場合、通常食を仕方なしに食べることにもなるか、と思います。(アレルゲン量が少なければ食べれることもあるので)しかし症状が出てしまった時のことを考えると怖いです。災害時、緊急搬送が難しい場合のことを考慮して、アレルギー児の家庭にはエピペンを配布しておいて欲しいです。(医師に災害時向けの配布を勧奨して欲しい。もちろん上記の食料備蓄をした上で、ですが。)
・家での食糧の備蓄がなくなり、配給されたものが乳製品しかなかった場合を考えると怖いです。
・防災の日に学校から配られた「かんぱん」にゴマ(娘のアレルギー食品)が入っていて食べることができませんでした。備蓄品はいろいろな種類の食品をお願いしたいと思います。
・うちの場合は、パン食が多いと服装などについたパン粉などが危険。長引くと避難所もコンタミするかもしれないので危険と思う。
・子どもなので、家族と離れてしまった場合が怖い。市民の情報として、アナフィラキシーを起こす子どもやアレルギー状況を、町内市内で情報収集してもよいのではないかと思う。
・子供がまだ自分でアレルギーを伝えられない場合。母親等が災害で亡くなった場合を想定するとどうしたら良いのか。市町村単位で管理しておくのは難しいと思うが「そうならない」とは言い切れない。考えても結論が出ません。
読んでいて思ったのですが、
食料がないのはもちろん、アレルギー症状が出てしまった場合もすぐには対応してもらえない。
幼い子どもが親とはぐれてしまった場合、自分でアレルギーがあることを伝えられない。
ここらへんが怖いところです。
・食料がない
・子供が幼くて自分でアレルギーを伝えられない
さて、この2点に対し
事前にできることを考えていきます。
アレルギー対応の保存食
・食料がない⇒アレルギー対応の保存食を備蓄しておく
尾西のアルファ米 赤飯5袋 1905円 送料無料
特定原材料等27品目不使用の保存食(5年)です。
これ、去年の夏にうちの自治区の防災訓練でも振舞われました。
うまかった~(*’▽’)
(ちなみにこれのエビピラフ味が鬼ウマなんですが残念、調べたら乳・小麦が入っていました。)
「尾西」からでている特定原材料等27品目不使用の保存食は、この赤飯以外に
・白飯
・わかめごはん
・田舎ごはん
・山菜おこわ
・白がゆ
・梅がゆ
などがあります。
上記リンク先から探してみてください。
ところで「アルファ米」って何?って思いますよね
アルファ米とは
お米を美味しく炊き上げた後、乾燥させたアルファ米は、
お湯か水を注ぐだけで、煮炊きせずに美味しいご飯ができあがる、 不思議なご飯です。アルファ米の『アルファ』とは、お米に含まれる「デンプンの状態」を示しています。お米は70~80%がデンプンでできています。生デンプン(生米)は、そのまま食べてもまずく、消化しにくいため栄養になりにくいのですが、水を含ませ熱を加えると、美味しくて、しかも消化しやすいデンプンに変わります。これを「アルファ化デンプン」といいます。
(中略)
アルファ化したご飯は水分を除く(乾燥)と、生デンプンへ戻らず「アルファ化デンプン」の状態を保ち続けます。そして、このアルファ米にお湯や水を加えると、煮炊きせずとも、軟らかく美味しいご飯ができ上る、という訳です。
「アルファ」と聞くと科学的な匂いがしてきますが、どうやらそうではない模様。
アルファとはお米のデンプンの状態を示した言葉なんですね。勉強なった(‘Д’)
そして、アルファ米にはお水かお湯がいります。そこは覚えておかないといけなませんね。
同じく尾西から保存食クッキーのご紹介です。
【12個セット】尾西のライスクッキー ココナッツ風味・いちご味12箱 5年保存 特定原材料27品目不使用ノンアレルギークッキー 防災グッズ 災害備蓄用 保存食、備蓄品、非常食【送料無料】 |
尾西のライスクッキー 12箱(1箱8枚) 3000円 送料無料
こちらも特定原材料等27品目不使用の保存食(5年)です。(*’▽’)
味の種類は「いちご」と「ココナッツ」から選べます。
アレルギー表示バッジ
・子供が幼くて自分でアレルギーを伝えられない
⇒アレルギーがわかるものを身に着けておく
【日本語版[2代目]】アレルギー表示バッジ(書き込めるタイプ) [albadgev2-Q]
価格370円
アレルギーを第三者にわかってもらうための缶バッジです。
オプション(1枚65円)でこんなかわいいステッカーも(笑)
ステッカーを缶バッジに張り付ければ完成です。
デザインもいいですね。かわいらしい。(*’▽’)
災害はいつくるかわからないので、やれることはやっとかないとですね。我が家でも今回紹介した保存食の備蓄を検討したいと思います。はぁーちゃん用に赤飯と自分用にエビピラフを。
それではまた~
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